大人のバレエ上達倶楽部

基礎から変わる大人バレエコミュニティ

上手な大人バレリーナの思考法

こんにちは。

大人のバレエ上達サポーター、きよかです。

時間がある時に、水彩画を習っているのですが、

その繋がりで画家さんと知り合って、

パステル画を習ったことがあります。

 

私にとって絵って、

別に絶対に上手にならないと

いけないわけじゃないんですね。

 

上手になりたいと言うか、

思い通りに描けるようになりたい。

ということは、上手になりたい、笑

そんな感じで、ちょっと大人バレリーナと

近い立ち位置にいると思います。

 

初心者の段階から、どうやったら

思い通りの踊りに近づけるのか?

今日はそれについてお話ししていきます。

 

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その画家さんは70代のおばあちゃんで、

彼女の家でパステル画を

教えてもらうことになりました。

 

お家は半地下にあって、

インテリアも、いかにもアーティスト

って感じの、良い意味で

ちょっと怪しいご自宅です。笑

 

(パステル画なんて描いたことないので

その雰囲気に呑まれて緊張しました。)

 

  

さぁ、何を描こうか迷って、

なぜか写真に収めていた

葉っぱの上のカエルを

描くことにしました。

 

特にに描きたいものではなかったのですが、

結果的に、適当に選んだ

このカエルを描くっていうのは

パステル画が初めての私には

大正解でした。

 

というのも、絵の場合、

描きたいものを描くことが

多かったのですが、

でもそれって、心の目を

通してしまうと言うか、

自分で勝手に変換して

描いてしまっていたんです。

 

それがただのランダムなものだと、 

目で見たものを

そのまま描く作業がし易くて、

普段より上手に描くことが出来ました。

 

 

心の目を通すと言うのは

最終的には到達したいところですが、

超初心者の私は、基礎を押さえる前に、

 

自己流になる過ぎると

結局、自分の思い通りに描く

ことができていなかったんです。

 

結構、この感情的にならないことが

大切で、どんなに難しい図形も

位置を測って描いてみると、

測量みたいなもので、

意外と難しくありません。

 

 

大人バレエでも、

絶対に出来ないって主観を加えてしまうと、

その感情にフォーカスが持って行かれて

なかなか思い通りに踊れませんが、

少しずつ分解して考えると、

まぁ何とか出来そうなピース

みたいなのが見えてきます。

 

 

そして感情的にならないことで

更に、全体像をつかむ作業

これも同時に行うことが出来ます。

 

 

何かを学ぶ方法には大きく2つあって、

 

 

全体の中の、

細かいピースを埋めるのか

 

細かいピースを埋めると、

全体になるのか

 

に分けられます。

 

向き不向きがあるので、

どちらでも自分に合った方法を

取ったらOKなのですが、

 

勉強が出来る人って、

どちらかというと、

全体から細部へ考える人が多いです。

 

全体を把握して、その中で

どこを切り取るのか、

それが分かっているので、

効率よくなるんですね。

 

感情的にならないと、

この全体から細部へっていう

思考がしやすいです。

 

出来ない、難しいという感情に

フォーカスすると、

全体的に何をしているのか、

これを把握する力が落ちてしまいます。

 

 

もちろん感情を捨てるわけではなくて、

最終的に、思い通りに感情を乗せて

踊れるようになるために

冷静に全体と細部を見ていく。

そういう思考法が

大人バレエ上達に繋がります。