大人のバレエ上達倶楽部

基礎から変わる大人バレエコミュニティ

奇妙な人物に指摘されたコツ

こんにちは。

大人のバレエ上達サポーター、きよかです。

こちらは氷点下になりそうな勢いで

寒くなってきました。

心理学的に、体が寒いと

心も寒くなることが分かっています。

(反対に体を暖めたら心も温かくなります。)

 

今回は大人バレエにおける

上達のためのパワーバランスについて

奇妙な人物に会った体験も併せて

お話ししていきます。

 

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何年か前の今頃、

私は頑張ろう頑張ろう!と、

とにかくやる気に燃えていた時期があって

そんな時、バレエに関係ない人から

ある指摘を受けたことがありました。

 

 

その人とは、ヨガ教師の友人の

パーティーで会ったのですが、

冬なのに、しかもパーティーなのに

半袖Tシャツに短パンという出で立ちで

変な笑顔を浮かべている怪しい人物でした。

 

 

見るからに変な人ですが

せっかくの機会なので話を聞いてみると

ある朝起きたら何の前触れもなく、

急に体質が変わる経験をしたそうなんです。

 

中年にして体の不調や老化がなくなり

毎日若返っている感覚があるそうで、

気持ちの面まで別人格のように

一変する経験をしたらしいんです。

緊張や恐れがどんな感情だったか

すっかり忘れてしまったなんて

言っていました。

(老化がなくなるなんてあり得ない

と口を挟む暇もないほど

独特の世界観とテンポで

話し続けていました。笑)

 

 

今までそんな常識離れした体験

聞いたことがなかったし

その人の怪しい出で立ちや雰囲気も相まって

ものすごい懐疑心を持ちながら

話を聞いていました。

 

そして途中、私に話が振られたので

当時やる気に燃えていて

とにかく頑張っています

もっと頑張りたいです!と返答すると

「別に頑張らなくて良いのでは?」

と言われたんです。

 

 

私の頑張る気持ちを

初めて会った怪しい人物に

勝手に必要ないと判断され、

やる気に水を差された気持ちになり

失礼ながら、その場では

完全にシャットアウトしてしまい

早く話が終わることだけを考えていました。笑

 

 

でも数日経って、その不信感を

少し掘り下げてみると、

頑張ることに集中しすぎて

肩の力を抜くことを

どこかで頑なに拒んでいた

ことにも気付きました。

 

何となくでも嫌な気持ちになる時って

図星なことを言われていることが

ほとんどです。

 

 

頑張らなくても良いのか? 

ということにフォーカスを

置いて考えてみると、

確かに一理あったんです。

 

肩の力を抜いて、

視野を広く持つことの大切さは

知っているつもりだったので

自分が”頑張ること”に集中して

前ばかりしか見ていなかったのは

かなり意外でした。

 

 

本来人間は知らず知らずのうちに

バランスを取ろうとして生きています。

このバランスに逆らうと違和感が出てきて

苦しく感じるものです。

 

 

陰陽とか、プラスマイナスとか

表裏とか、色々言われますが

人生この反対の力同士のバランスを取ると

沢山の収穫が得られます。

 

良いことが起きる前に

苦しいことが起きたりしますよね。

 

宝くじ当選者に

身を滅ぼしてしまう人が多いように

急にパワーバランスがおかしくなると

人間もおかしくなります。

 

 

私も頑張ることに集中しすぎて

視野が狭くなっていた

アンバランスな時期でした。

 

尊敬する人でも何でもない

初対面の奇妙な人に

ある意味否定されて

自分の中に違和感が生まれたことで、

バランスが崩れていることを

教えてもらいました。

 

 

とは言っても、頑張らないと

いつか絶対成長が止まるので

私は別に頑張らなくて良い

とは思いませんが、

頑張る種類、方向性、

これは常に心に留めておかないと

本来自分が望むものから

少しずつ離れていってしまうのも事実です。

 

 

その奇妙な人も

急に体質が変わるまでは

繊細な人間でストレス漬けの

毎日だったそうなので

人生でバランスを取っている

最中だったんですね。

 

 

 

こんな感じで、

バランスってとても重要で

それを保とうとする力が

働いているものなので

無理に逆らおうとすると

流れが止まって苦しくなってしまいます。

 

 

ちょっと長くなったので

大人バレエでの具体的なポイントは

明日の記事で紹介していきます。