大人のバレエ上達倶楽部

基礎から変わる大人バレエコミュニティ

大人バレエの制限を解く

こんにちは。

大人のバレエ上達サポーター、きよかです。

 

この時期まさかの

インフルエンザにかかってしまい、

久しぶりに寝込んでいました。笑

 

今回は体が動かないだけでなく

頭も完全停止してしまい、

何でもそうですが、

止まったものを再び動かすのって

かなりの大仕事だなぁと再確認です。

 

どんなに小さな動きでも良いので

続けることが大事ですね。

それが出来るのであれば。笑

 

さて今回は、

インフルエンザにかかったり

疲れたり、バレエ以外が忙しすぎたり

そんな時に、またじわじわ大人バレエに

戻ってくるための方法について

お話ししていきます。

大人バレエ上達の方向性を決める

ポイントでもあります。

 

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大人バレエって体力や肉体的なことから

環境的、精神的なことまで

色々と制限が多すぎて早々に

脱落してしまうことがよくあります。

 

制限って一見聞こえが悪いですが

でも制限があることって

ある意味重要で、

逆にクリエイティブになれたりします。

 

 

例えば、大人だから、子育てや仕事や

バレエ以外の生活が忙しいから、

っていう制限がある時に、

じゃあその中で出来ることを考えて

これを頑張ってみよう

と絞っていくことが可能になります。

制限のおかげで情報が具体化されて

アイディアが広げやすいんですね。

 

でも何の制限もないし

何でも出来るとなると、

意外と何をしていけば良いのか

具体的に組み立てていくのが

難しくなります。

 

 

少し余談ですが、学生時代、

数年間ベビーシッターをしていた時期に

発見したことがあって、

赤ちゃんでも

好き嫌いがはっきりしていて

感情の起伏が激しい子というのは

親御さん達の心配をよそに、

第3者の私にとっては

結構お世話しやすかったんです。

 

特にまだ話せないような

小さい子の場合 

何がダメで何が好きなのかが

明確に分かっていると、

つまり、ある程度の

制限がかかっていると、

具体的にプランを立てることが

できたんです。

そして1日の終わりにお互いに

ハッピーだったりしました。

 

 

さて話は大人バレエに戻って、

何でも出来る、制限がないとなると

確かに可能性は計り知れなのですが、

その分広がりすぎて、

掴み所がなくなってしまう

という面も持ち合わせています。

 

勿論、制限を広げていくことはしますが、

制限自体が悪かといったら

意外と上達に使える要素でもあるんです。

 

 

 

まぁしかし制限が辛すぎる

こともあるかと思います。

制限は上達に使えますが、

この制限のおかげで、

これが出来ないっていうことも

勿論あります。

 

 

マインドセット的なお話しで

将来バレエ団で

活躍していきそうな子達にも

伝えていることがあります。

 

どんな制限がかかっていようと

自分の人生の主人公は自分です。

主人公であるということは、

物語や映画の主人公も

普遍的にそうであるように、

もう進んでいく道の果てには

最高の自己成長が待っている

ということです。

つまり、人生進み出した地点で

もうすでに最高の自分になることが

決まっているんです。

 

 

信じる信じないは別として、 

そういう”制限”の中で生きている

と捉えるだけで辛い制限も

最高の自己成長に繋がっている

という視点で見ると

必要不可欠なものになります。

  

結局は自分というものが

課題なんです。

 

 

大人バレエの上達と

自己の成長、

この2つは、お互いに

作用し合って高められます。

 

 

子供達のクラスでも

自己成長の視点を忘れては

バレエの上達も、

その他何事も途中で止まってしまう

と言う話をもう少し

分かりやすい言葉ですると、

「いじめっ子で上手な子がいる!」

と反論されたりします。笑

 

でもそれは本当の意味での上手ではないし

いつか上手でなくなってしまう

っていうことは私たち大人なら

簡単に想像できると思います。

 

 

色々な制限の中で最終的に

どれだけ自分を成長させられるか、

そういう視点を常に持っていると

数々の制限をクリアしていきながら

そして大人バレエの上達をしながら

勝手により最高の自分に近づいていきます。