大人のバレエ上達倶楽部

基礎から変わる大人バレエコミュニティ

3種類の大人バレリーナ

こんにちは。

大人のバレエ上達サポーター、きよかです。

世の中には色々な法則が存在していますが、

大人バレエの上達に関しても当てはまる

ある法則があります。

そして、その大人バレリーナも

大きく3種類に分けられます。 

今回はそれらについて少し解説していきます。

 

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大人バレエの上達法則

たまにふと鏡を見て、

不思議な気持ちになることがあります。

自分の存在が面白いというか、

奇妙というか、

この体に、この心が宿って

この世に存在して、

身体活動をし、精神活動をし

生きているんだなと思うと、

何か心地よい責任感があります。

 

 

まぁごく当たり前のことなのですが、

一人の人間として物理的に存在して

社会生活の中で

ある程度の制約はあるとは言え、

肉体的にも精神的にも他人からは独立していて

自由なわけです。

 

 

小さい頃、バレエのレッスン中

先生はよく

「誰も代わりにやってくれません。

頑張るのは自分です。」

と言っていました。

 

結局バレエが上手くなりたくて、

頭を使って、体を使って

上達に向けて行動できるのは自分だよね。

っていう話なのですが、

分かっているようで、

これがなかなか難しいんですよね。

自由と責任の使い方を

小さい子によく教えてくれたなと思います。

 

 

物事が上達したり成功したりする人には、

ある法則があります。

”8:2の法則”というのですが、

この比率は、世の中8割の人は、

何もしないか、精神活動(勉強)

までで止まってしまって、

残りの2割の人だけが、

精神活動+身体活動(行動)

まで行っているというものです。

つまり、行動まで出来る人は

全体の2割に過ぎないっていうことです。

 

物事が上達したり成功したり出来る人

というのは、言うまでも無く

2割の方です。

 

3種類の大人バレリーナ

福沢諭吉の「学問のすゝめ」の中でも

約150年前の明治維新当時の日本人に

学びを実際の行動にまで移せる人が

どれだけ少ないことか、

ということについて度々触れています。

 

日本人を大きく3種類に分けると

 

1)そもそも活動意志のない人

2)精神活動まではする人

3)精神活動と身体活動をする人

 

当時は、封建時代がやっと終わり

ほとんどの人が1)で、

学ぶ気も行動する気も(正しくは、

そういう概念が)ありませんでした。

なので日本発展のために3)を

目指しましょうと言っているのですが、

情報社会の現代では、

1)の人口は減ったものの、

中間層の2)と、

2)と3)の間の、2’)のような人が、

かなり増えていると思います。

2')とは、いわゆる3日坊主や、

情報を得て少し試しただけで

行動した気になってしまう人のことです。

この傾向は日本人に限ったことでは

無いなぁと思います。

3)に関しては、明治維新当時も、

現在も、極々少数であることに

変わりはありません。

 

 

私も8:2の法則では、8に

1)~3)の中では2)や、2’)

をウロウロしていた過去がありました。

特に小さい頃は、大体の子供の例に漏れず

サボりだったので、

チョロッと練習して満足していました。

しかも、もし今聞けるとしたら、

自分のことを2割の方であり、

3)の人間であると評価したと思います。

全く行動に移していないわけでは無く

少しは練習していたので、

そう思ってしまうんですよね。

  

かのスベトラーナ・ザハロワも

練習嫌いだったけれど、

ワガノワに編入してから

最後の1~2年は一生懸命練習に励んだと

インタビューで言っていました。

(最後の1~2年って。笑)

あれだけ素質に恵まれても

みっちり練習に励むわけですから。

 

 

 

私たちは一人一人自由な存在であるので、

身体や精神の使い方は自分で選択できます。

 

でもこの法則を知ったからには

まだまだ人手不足の

2割であり、3)の人間になってみるのも

面白いかなぁと思います!