大人のバレエ上達倶楽部

基礎から変わる大人バレエコミュニティ

後悔の大人バレエ

こんにちは。

大人のバレエ上達サポーター、きよかです。

 

難しそうなことをし始める時って

すごいエネルギー奪われますよね。

 

バレエでも、長ーいアダージオとか、

早ーいアレグロとか、

「うわっ...」って思う時あります。

カンパニークラスでもあっても、

難題を出すのが好きな先生には、

プロでも「うわっ」って言ってます。笑

 

英語にピッタリくる言葉はありませんが、

「出鼻をくじかれる」っていう日本語

こういう時に思い出します。

 

 

ということで、今回は

プロでも出来ていない上達法と

大人バレリーナの意外な長所について

お話ししていきます。

 

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私がかねてから実現したかった、

無料で学べるメール講座ですが、

DNSとか、ネームサーバーとか

聞いたこともない設定を繰り返している内に、

一時サーバーダウンしてしまいました。

 

アクセスできなくなって、

少し出鼻をくじかれたわけですが、

バレエも始めてちょっとすると

ものすごく出鼻をくじかれ出します。

 

 

右も左も分からず、

自分は何をしているのか、

それが正解なのか分からない段階って

別に出鼻くじかれません。

学生時代に子守りしていた時、

赤ちゃんの強さを思い知りました。笑

 

 

一番辛いと感じるのは、

少し分かってきた段階です。

 

何が正しいかは分かっているけれど、

今の自分には、ちょっと出来ない。

なので出鼻がくじかれて

躊躇してしまうのですが、

 

でも、”今”の自分には出来ない

っていうことだけなんです。

 

 

 

生徒さん達と話していると、

子供時代にバレエしておけば違ったのかな、

から広がり、学校でも勉強しておけば...

何事も必死に取り組んでおけば...と、

様々な選択肢について、

今なら別の行動を取っているだろう

と言われる方が多いです。

  

 

その過去が後悔である、と

お話しして下さるのですが、

一度戻れない経験をしてるのって、

大人バレエ上達において

ものすごい長所でもあります。

(過去すら変えることも可能なので、

またお話しします。)

 

 

 

冒頭でお話しした、

カンパニークラスでは、

入ったばかりのダンサーより、

少し役がもらえ始めたダンサーの方が、

躊躇するようになっちゃうんですよね。

苦手なアンシェヌマンだと

そもそも参加しない人も出てきたりします。

 

 

そういう時に「えいっ」

って小さな勇気を出して

やってみる人は

結局は、”今”出来ない事実より

”未来”出来る事実にコミットし、

大きな意味で時間を大切に

しているんです。

 

 

一瞬の選択肢の違いが、

後々大きな違いになるって

大人の方が、感覚的に

分かると思います。

 

 

バタフライエフェクトみたいに、

蝶が羽ばたくことで、

いつか地球の反対側で

気象変動を起こすように、

ほんの小さなことが、

ものすごく大きな変化に繋がります。

 

 

大人バレリーナも

”今”苦手でも、

動いてみる選択肢が取られる、

そういう人って未来に

必ず上達しています。 

そして、過去の後悔も

いつの間にか、

後悔ではなくなっているんです。