大人のバレエ上達倶楽部

基礎から変わる大人バレエコミュニティ

大人バレリーナは多重人格

こんにちは。

大人のバレエ上達サポーター、きよかです。

今日は前回の続きで、

堕ちていく大人バレリーナ

についてお話ししていきます。

 

堕ちていくって少し不吉な響きですが、

別に脅かそうと思っているわけではなくて、

誰でも必要以上に堕ちちゃう時ってあるので

今回は、その対処法をお伝えしていきます。

 

前回記事はこちら

blog.kiyoka-ballet-club.com

 

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今回の内容は、人によっては、

ちょっと嫌な部分かもしれませんが

だからこそ逆に、ここを超えると

何でもスムーズに運ぶので

かなり重要なポイントです。

 

 

さて、堕ちること自体は

悪いことばかりではないけれど

必要以上に堕ちることは良くない

と前回からお話ししています。

 

 

これは脳科学的にも

証明されていることですが、

”人間は誰しも多重人格である”んです。

だから崇高でやる気に満ちている時もあれば、

グダグダに足を引っ張られている時もあって、

まるで、と言うより、

本当に別人のようになります。

 

感情的になって

泣いたり、怒ったり、

何もやる気がなくなって怠けたり、

認めてほしい、構ってほしいと

自己中心的になったり

そういう思考がグルグル回ったり...

 

こういう考えが出てきた時って

あの、意識したものの情報だけ入ってくる

脳機能、RASがやっぱり働いて

どんどん堕ち行く方に引っ張られていきます。

あの思考回路が変な感じ、

誰しも経験あると思います。 

 

 

では必要以上に堕ちないようにするには

どうすれば良いのかというと、

まず第一に、堕ちていることに

気付くことです。

当たり前なんですけどね。

心のバリアがあって

何とか自分を正当化しようと

なかなか堕ちていることを

認められないこともあります。

でも私たち人間は皆、多重人格なので

それ自体は気にすることありません。

 

 

堕ち始めていることに気付いたら、

とにかく、負の感情を介入させず

行動することを徹底することです。

 

例えば、しんどいな、

睡眠時間十分に取れなかった

と思う前に起きてみる!

バレエのレッスン中、

これ以上は出来たことないから

止めておこうと思う前に動いてみる!

こんな感じです。

 

 

堕ちている感情+RASに支配されると

そちらにエネルギーを取られて

肝心なことが何も出来なくなってしまい

永遠の負のループにはまってしまいます。

 

 

だから、そんな感情に気付いたら

一旦それは置いておいて

動いてみることが何より重要です。

動き始めると、今度はRASが

段々とそっちを支持してくれて、

本来あるべき姿に戻してくれます。

 

ディアナ・ヴィシニョーワも

どんな時でも行動を続けることが

一番重要と言ってました。

これはその通りで、バレエって

特にその力が必要だなと思います。

大人バレエでは更に!笑

 

 

 

こんな感じでRASは増幅するんです。

特に堕ち始めた時の破壊力は凄いです。

 

でも、必要以上に

堕ち行きつつあることに気付けたら、

一旦その感情を置くことで

そっちのRASを遮断し、

本来取るべき行動を取り始めると

今度はやる気に満ちた方の

RASが働き始めてくれます。

 

動き始めは気が乗らなくても

とにかく堕ちた感情を介入させずに

行動してみるっていうことが、

非常に非常に大事です。

 

 

というわけで、前回、

RASっていう名称は覚えなくて良い!

と言ったのに、多用してしまいました。笑

 

 

私は別に堕ちてはいませんが、

明日の朝は眠いと思う前に起きます!