大人のバレエ上達倶楽部

基礎から変わる大人バレエコミュニティ

料理教室で大人バレエ上達の発見

こんにちは。大人のバレエ上達サポーター、きよかです。

前回は大人バレエで成長するための

ポイントについてお話しました。

これはバレエの上達だけでなく

何にでも当てはまって

自動的に上達モードにしてくれる

考え方なのでお勧めです。

blog.kiyoka-ballet-club.com

 

私は現在バレリーナのための

レシピを調理師の先生と

一緒に考案中なのですが、

先日、その先生の講習を

見学させてもらって、

とても大人バレエに繋がるな

と感じた発見があるので、

今回は前回記事のマインドセットを

踏まえて、料理教室での

発見についてお話していきます。

大人バレエ上達するのに

多くの人が出来ないでいるポイントです。

 

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上達する人のクラスの受け方 

先日私が見学させてもらったのは、

中初級者のお菓子コースです。

習い始めて2年くらいのマダム達が

3つの班に分かれて

3時間の間に、数種類のお菓子を

作るという講習内容でした。

 

面白いことに、班に分かれると

その班ごとの特色が

強く出てくるものなんですね。

 

大人バレエの上達にも

大切なポイントがあるので

それぞれの班を少し紹介していきます。

 

 

最初の班は

器用な人たちが集まっている感じで

クラス開始直後、先生から

今日のレシピの説明が終わったら

みんなでレシピを見ながら

黙々と手際よく

お菓子を作っていきます。

 

2番目の班は、ワイワイ賑やかです。

お互いに、あーだこーだ言いながら

自分たちで進めていきますが、

所々失敗もしています。

そうすると、先生を呼んで

質問しています。 

 

3番目の班は、

物静かで慎重派のグループです。

ゆっくり丁寧に作業していきますが、

何故か説明と全然違うこと

をしてしまってもいます。

「お皿はどれに盛り付けますか?」

など逐一細かく先生に質問しています。

 

 

見ていて面白かったことは、

2番の班だけが、

アウトプットすることを前提に

講習を受けているということです。

工程の中で一番の

難関であり肝心な部分を

自分たちでやってみたのは

2番の班だけです。

後の班は失敗が怖いらしく

先生に頼んでやってもらっていました。

 

1番と3番の班は、

お菓子の作り方を

インプットすることのみに

集中していますが、

アウトプットも取り入れだすと

流れに乗って、かなり上達するはずです。

 

 

インプットだけを前提で

講習を受けていると

そのうちにエネルギーの

流れが止まってしまって

失敗もしなければ

成功も出来なくなってしまうんです。

 

難しい工程は、最初は

思い通りにいきませんが

アウトプットしてみないことには

いつまで経っても

インプットした情報を

自分のものにすることは出来ません。

 

例えば、バレエのクラスでも

上手な人が目の前にいたら

その人を見てやれば良いと思って、

振り付けをただインプットしますが、

自分が一番前で一番最初のグループ

となったら、アウトプットを前提とした

インプットができますよね。

そして、いつもよりインプット出来る

情報の質が違うはずです。

 

よく受験勉強の方法で、

参考書をひたすら覚えるのと

友達に勉強した参考書の

内容を教えるのとでは

後者の方が成績が上がる

なんて言われますが、

そんな感じです。

 

 

また、重要なポイントとしては

アウトプットすることこそが、

実は一番のインプットだったりするんです。

アウトプットすることにより

自分の中で具体化していなかった

情報が形作られて

そこから更に新しい種類の

情報がインプットされます。 

インプットだけでは入り得ない情報です。

最初は、なかなか思い通りに

アウトプット出来ないのですが、

気長に続けていくことで

力になります。

 

やはり大人バレエでも

自分のものにするためには

とにかくアウトプットしてみることです。

先生が説明したら、その場で

一先ずすぐに実践してみたり

今日のアンシェヌマンや

受けた注意を思い出して

誰かに話してみたり、

自分自身に話してみたり。

 

大切なのはアウトプットの

習慣をつけることなので

どんなに変でも、

イメージと違っても大丈夫です。

それを続けることにより

インプットされる

情報の量と質が上がり、

自動的にバレエ上達していきます。

 

 

3番の班について、

もう少し捕捉したい点があるので

また紹介していきますね。